第13回環境保全推進センター全学報告会環境に関する講演会 環境保全推進センタ－全学報告会は、神戸大学の環境保全活動を広く学内外に知っていただくと共に、特別講演で提示される環境課題を共有することで、環境活動の推進や意識啓発を目的として、年1回開催しています。2023年度も新型コロナウィルス対応を行い、会場が密にならないよう配慮したうえで、開催しました。学外にも幅広く周知することで、日頃環境活動でお世話になっている関係企業の方等、学外の方にもご参加をいただくなど、約50名の方にご参加をいただきました。 全学報告会は、本学の環境保全推進センター 森センター長の挨拶を皮切りに、環境保全推進センターの直近1年の活動概要を紹介し、続いて環境企画部門及び環境管理部門の各部門長より活動の説明を行いました。これにより、神戸大学の環境活動を幅広く知っていただくことができたと考えています。 続いて特別公演を開催した後、神戸大学環境報告書2023の表紙写真に応募・採用された学生を表彰し、吉田環境担当理事が閉会の辞を述べ、閉会しました。参加された方々にとって、有意義な時間を過ごしていただくことができました。日 時：2023年11月24日（金）15：00～16：30場 所：神戸大学 瀧川記念学術交流会館 大会議室対 象：一般の方、本学の関係者、本学の在学生・教職員を含む参加希望者内 容：センター長挨拶 センター長 教 授 森 敦紀 令和5年度の活動概要 副センター長 准教授 堀家 匠平 環境企画部門 部 門 長 准教授 高橋 一志 環境管理部門 部 門 長 准教授 勝田 知尚 特別講演『地域脱炭素が拓くまちづくりの未来』 環境省近畿地方環境事務所 地域循環共生圏・脱炭素推進グループ 環境対策課長 兼 地域脱炭素創生室長 福嶋 慶三 表彰及び閉会の辞 環境担当理事 吉田 潔 環境保全推進センターでは、2004年度の環境管理センター発足以来、毎年、学外から講師を招いて、学生や教職員のみならず学外の一般の方も対象とした環境に関する講演会を実施し、環境問題に関する啓発活動を行っています。 2023年度は、環境省近畿地方環境事務所の福嶋慶三様（右顔写真）をお招きし、『 地域脱炭素が拓くまちづくりの未来 』と題して、特別講演をしていただきました。特別講演では、地球温暖化に対する時代認識とスピード感を正しく持つことの重要性、官民投資が今後10年間で150兆円も予定されていること、脱炭素施策を推進するには幅広い分野で複数の組織を巻き込んだ活動を行うことが必要不可欠なこと等について、講演いただきました。また、講演後は、多数の質問にご対応いただきました。参加いただいた方々からは、実際に脱炭素を推進している行政経験に基づくお話しは大変参考になったとの感想をいただきました。環境保全推進センターの活動
元のページ ../index.html#40